爺論放論

朝日新聞デジタル有料記事に物申す。

小生、有料記事の購読者です。

記事を執筆された記者さんには、何の恨みもございません。

毎日、配信される記事は無料記事と有料記事があって、それぞれ理由があって無料と有料の線引きをしているのは理解します。

あくまで、自分の判断基準ですが、有料記事で「有益だったり」、「自分の知らない世界を教えてくれたり」、「面白かったり」と有料記事の価値を感じることもあれば、有料記事であっても、記事の内容が、「既知あったり」、「興味がなかったり」、「面白みがなかったり」だと、有料記事の有難さを感じない時もあります。

そんな至極当たり前な判断基準に、「ガツンとやられた、素晴らしい有料記事」がありました。朝日さん、こんな素晴らしい記事、有料にして、読者限定しちゃ「あかん」でしょ。

「こんな良い記事、一人でも多くの人に読んでもらいたい」、と思っての抗議です。有料級の記事だけど、内容次第では無料記事にするくらいの懐の深いところをみせて欲しいですね。

・・・記事を要約するとこんな感じ・・・

北米旅行の帰国の途で、日本人女性の「小さな紙きれ、ほっこり」体験

<機内で手渡された英文の手紙 意外な送り主に「なんて優しい伝え方」>、記事タイトルから、もう既に読者を惹きつけてる。上手い、流石プロ。

北米旅行を終えた札幌市の明里さんが乗り込んだ東京行きの飛行機内でのエピソード。

乗客の男性がほほえみながらチャックつきの透明な小袋をくばっていた中身は、金色の紙に包まれたキャンディーと赤い耳栓、そして英文がつづられた小さな紙きれ=手紙。

その紙きれは、その男性の子供たちから手紙で、こんな感じ

《こんにちは。ぼくたちはリオとジョージ、2歳と生後8カ月だよ。おじいちゃんとおばあちゃんに会いに日本へ行くところだよ。飛行機に乗るのはワクワクしているんだけど、ちょっと緊張もしているんだ。うるさくして迷惑かけちゃったら、ごめんなさい。たまにママとパパが僕たちのお願いを分かってくれないんだよ!もし、うるさすぎたら教えてね。みなさんがご理解してくれることに感謝しています。リオとジョージより》

《手紙の原文》

Hello

We’re Leo and George, 2 years old and 8 months old. We’re going to Japan to see our grandparents. We’re very excited to ride an airplane, but also a little bit nervous. We’re very sorry if we make a lot of noise and bother you. Sometimes, our parents don’t understand what we want!! Please let us know if we’re too noisy. Thank you so much for your understanding.

Leo&George

この手紙が、機内の空気を柔らかくして、周囲の乗客達の心遣いの詳細が綴られている。

長旅の疲れも吹き飛ぶくらいの、「ほっこり」体験だったことは、間違いないですね。

この部分は、是非とも記事原文を読んでいただきたいところ。有料だけど。無料にならないかなぁ。と

このほっこり体験を、ツイート、思いがけない人からの反応、

明里さんは、手紙と翻訳文の画像に一言だけ添えて、ツイート、

《日本に帰る飛行機で急に袋渡されて「?」てなったけど、こんなことしてくれる素敵な旦那さん見つけたい》

ツイートは多くの人の目にとまり、思いがけない人からの反応もあった。

《こんにちわ。お手紙をお渡ししたのはカナダ人の私の夫です。ほっこりして頂いてうれしいです。長いフライトの中、泣き声や叫び声で周りの方に迷惑をかけたことを申し訳なく思っていましたので、投稿を見つけて大変安心しました》

正に、Twitterのなせる技、素晴らしい。

ここからは取材を通じた記者さんの視点

取材を通して日本人女性の心遣いを、以下のような体験まで掘り下げている。

① カナダ移住前、女性には、日本の電車内で見た光景が強く心に残っていた。 

  車内で子どもが泣き叫んでいた。近くにいた男性が舌打ちをしていた。

  あんな態度をとられたら、悲しくなってしまう。

② エレベター、3度目の扉が開いた、少しだけ乗り込む隙間があった。これを見送れば、いつまでも乗れないかもしれない。

  2人で「すみません」と、ベビーカーと一緒に体を押し込んだところ、「え?何?」と不機嫌な声が響いた。

 「周りへの配慮がない子連れ」と言われているようで、悲しくなった。

前述のツイートをきっかけに、小さなお子さんを持つ日本人女性の心遣い、その旦那さんの機転の利いた発想と行動、そして保育士の経験のある明里さんの思いを伝えている。

一方で、現代日本のシーン:① 電車やバスといった公共の場で、子どもが泣いたり大声を出したりすると、時にピリピリした空気が流れる。②カナダ人の夫と日本に里帰りした日本人女性のエレベターでの「息苦しいさ」体験を、オムニバス的に綴って、「子連れには息苦しく感じる日本社会の空気が、一歩ずつでも変わっていってほしい。」という願いを込めた、記者のメッセージが伝わってくる。

爺様の感想

読んでて、自分もほっこりして、得した気がした。

自分も30年前に、3歳と1歳半の子を連れて、海外へ出かけたことを思い出して、また、ほっこり。

そんな経験あってか、小さなお子さん連れのお母さんや、カップルを見かけると、気遣い求める発想なんてありえない、こちらが受け入れる寛容な心を持ってるつもり。30年前の経験あってこその心構えかな。

書いてみたけど、10%も伝わらないかなぁ?

うーんむ、やっぱり<記事原文リンク先>を読んでもらうのが一番いいわ。

<有料だけど。やっぱり、読みごたえあるわ~。> 朝日さん、これ皮肉ですからね。

いい記事を取材・執筆した記者さん、御免ね。

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