ドタバタ駐在員日記

2020年4月ベトナムは政府、全国的自主隔離を通達~渡航VISA発給再開迄の道程

2020年4月~6月ベトナムのコロナ動向

新型コロナウイルスの感染拡大において、ベトナムは世界で最も伝染病のコントロールにおいて優秀な対策を取った国として挙げられています。

2020年1月23日にベトナムで初めての感染者を確認後、2月末までの感染者は16人。

主に南部ホーチミン周辺と中部ダナン周辺での感染でした。

そして、3月6日に英国からの帰国女性が、17例目として、ハノイ市での初感染者として確認され、多くの濃厚接触者と大々的な隔離体制が敷かれました。3月19日迄の全国での感染者は、85例に抑えられていました。

しかしながら、医療機関の逼迫を事前に対策すべく、2020年4月1日より、全国的自主隔離を要請し、公共交通機関の運行を禁止、全ての教育機関は休校となり、企業活動も大きな制約の中で粛々と活動し、ショッピングモールや飲食店を閉鎖し、営業店舗は、薬局と食材店のみの営業。集会を避け、外国人の入国を禁止し、国内の渡航を最小限に抑えています。また、外出や集会を制限し(食料を買うなど絶対に必要なときだけ外出し、テレワークを推奨)、マスクを着用する、石鹸でこまめに手を洗う、異物に触れるときは手指消毒剤を使用するなどの厳重な注意を出しています。違反した場合は政府の制裁の対象となっていました。

そういう状況の中、弊社のベトナム工場も、政府通達に従い、感染対策を徹底し、粛々と生産活動を継続していました。各企業のマネジメントは、感染発生=工場停止という恐怖の中での日々だったわけです。勿論、感染ゼロを継続することは難しく、外資系企業の中には、1ヶ月以上の間、工場停止になり、日本向け、欧米向けの輸出が止まったケースもありました。

感染防止を徹底すればするほど、経済が麻痺するというジレンマにかられたベトナム政府も社会統制と経済活動の舵取りでは、相当な苦慮があったはずです。

4月以降の全国的社会隔離が効を奏し、感染は抑えつつ経済活動を緩和する動きとして、都市間移動の規制緩和や、厳しい規制条件付きではあるが、レストランの営業が許可されるようになりました。

4月以降、渡航直前に待ったがかかった赴任予定の人達の行方は?

鎖国政策に対しても、在ベトナム日本大使館と日本商工会議所の交渉甲斐あって、特別許可という大前提の下、日本からベトナムへの入国VISAの発給再開に漕ぎつけました。

在ベトナム日本商工会議所の公募により、6月25日~27日に440名、8月23日約600名の入国が認められました。

そう、私の赴任予定はどうなった?

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